実施した講座・イベント(2023年度)

2023年4月29日(土・祝)~5月5日(木・祝)

 

GWはエコと家族の日

 

「はらっぱで花かんむりを作ろう」「3Rマーケット」「シーオそだて隊・田んぼの種まき」と、フリーワークショップの「エコ凧工作&凧あげ体験」という内容で開催しました。

どのイベントも多くの方がご参加くださり、大盛況でした。身近にあるものを使って、近所で、遊びながら、環境について考えるきっかけにしていただけたのではないかと思います。

 

2023年5月4日(木・祝)

 

シーオそだて隊「イネの種まき」

 

シーオの田んぼで育てるイネの種まき作業を行いました。

まずは田んぼの見学から。オタマジャクシやイトトンボを見つけて皆さんワクワクした後に、室内で種まき。

セルトレイの1つ1つのマスに種を3粒ずつ入れます。作業自体は地味ですが、1枚のセルトレイにマスは128個もあります。しかもそれが14枚!すべてのマスに正確に種をまくのは、なかなか大変な作業でした。皆さん、達成感たっぷりの表情でした。お疲れさまでした!

2023年5月18日(木)

 

桜・もったいない講座① キッチンから始める 夏のお片付け

 

参加者同士で話し合う機会も設けながら、皆でキッチンのお片付けについて考えました。

参加者の皆さんからは、

・自分がやっていることに自信が持てた。

・早速実践したい

・わかりやすい話できっかけになった

・実践して気持ちよい生活をしていきたい

など、大変前向きなご感想をいただきました。片付けること、そして、片付けと環境との関わりに興味を持っていただけたのではないかと思います。

2023年5月21日(日)

 

シーオそだて隊「初夏の生きもの大調査」

 

ビオトープ「シーオ」の「生きもの調査」を行いました。シーオで生きものを探し、その名前を記録します。簡単そうに見えますが、シーオの「健康診断」のような、とても重要な作業です。

最初は静かに遠慮がちに作業を進めている様子でしたが、時が経つにつれ、「ここにいるかも!?」「なんかいたよ!!」と賑やかな声が響くようになりました。時には手を泥だらけにしながら、大人も子どもも「こんなの初めてみた!」「この生きものはなんですか!?」と、目を輝かせながら調査を進めていたのが印象的でした。

当日はトンボの成虫・幼虫(ヤゴ)、ゲンゴロウの仲間、チョウの仲間などの昆虫を中心に、28種もの生きものを記録することができました。

2023年6月4日(日)

 

シーオそだて隊「田植え」

 

桜環境センターのビオトープ「シーオ」にある田んぼで「田植え」を行いました。気持ちの良い晴天にも恵まれ、お申し込みくださった皆さんが、泥んこになりながら親子で作業。皆さん達成感を感じてくださったようです。アンケートにも、

「天候にも恵まれ、やりごたえありました!!」

「子供の付き添いで面倒くさいなぁと少し思っていましたが、始めてみれば楽しくて熱中しました。ありがとうございました。」

「天気も良くなかなか体験できないことを体験できました。また多様な生き物も観察でき、素敵な日曜日の午前中を過ごせました。」

と、たくさんの「楽しかった!」という感想をいただきました。

2023年7月6日(木)

 

エコ活応援講座  SNSに役立つ写真の撮り方

 

これから「エコな活動」を広めていきたいという方や、今やっている「エコな活動」をもっと多くの人に知ってほしいという方向けに開催しました。

参加者の皆さんの声をご紹介します。

・仕事で写真をとらなければならず、実用的で良かったです。

・とてもよかったです。何度も撮ってみることが大切と感じました。

・撮り方のワンポイントを教えていただき、とても勉強になりました。ピントを合わせ、シャッターを押します。楽しい時間でした。

・ちょっとしたコツを知ることができてよかったです。

インスタグラムなどを活用して、皆さんそれぞれの「エコな活動」を広めていっていただければと思います。

2023年7月9日(日)

 

シーオそだて隊「セイタカアワダチソウを抜いちゃおう!」

 

ビオトープ「シーオ」とそのの周りに生える外来植物「セイタカアワダチソウの抜き取り作業を行いました。

アンケートでは、

「外来生物について、何となくしか知らなかったですが、詳しく知ることができた。」

「(こどもが)一生懸命草取りをしていました。外来種への理解も深まったようです。」

 

という感想をいただきました。

2023年7月23日(日)

 

サマースクール2023「危険生物?ハチの対処法~こども編~」

 

15組30名の皆さんと、時に楽しく、時に真剣な表情で講座を進めました。

内容は、「ハチは本当にあぶないの?」「ハチ刺されは防げるの?」「刺されたらどうすればいいの?」など盛りだくさん。クイズやハチの標本、ハチに刺された時に使うポイズンリムーバー等を使い、実習をしながら学びました。

講座の途中では、ビオトープでハチに会う練習も。みんなで白っぽい服を着て外に出て、アシナガバチ(フタモンアシナガバチ)を間近で観察しました。

 

2023年7月25日(火)

 

サマースクール2023「顕微鏡で観察!親子下水道教室」

 

公益財団法人埼玉県下水道公社」による「親子下水道教室」を開催しました。

4組8名の皆さんがご参加くださり、クイズや映像を交えて、水の循環と下水の処理の仕組みを学びました。

顕微鏡で微生物を観察する時間もあり、「クマムシ」などの微生物をスマホで撮影したり、親子で顕微鏡を交換してのぞきこんだり、有意義な時間を過ごされたようです。

 

2023年7月30日(日)

 

夏休みエコマーケット

 

いつもより大きな会場で、品物もたくさん並べることができ、13:00開始のところ、時間より前に来場される方もいらっしゃるほどの盛況でした。多くの方に、楽しみながら「リユース」を体験していただけたのではないかと思います。今回のイベントは、地域でフードパントリーの活動をされている「おせっかい倉庫フードパントリー浦和西」の協力での初開催。前日準備とあわせて、中高生や地域の方々など延べ20名を超えるボランティアの方々もご参加くださいました。「リユース」を利用したり、準備したり、参加した皆さんが、3Rについての理解を深め、環境について考えるきっかけにもなったのではないかと思います。

2023年7月30日(日)

 

サマースクール2023「親子で学ぶ!エネルギーの創・蓄・省と工作教室」

 

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社」による「親子で学ぶ!エネルギーの創・蓄・省と工作教室」を開催しました。

8組17名の皆さんがご参加くださり、電気を作るエネルギー源(自然エネルギー、化石由来エネルギー)、太陽光のエネルギーのすごさ、LEDライトを活用するなどエネルギーの大切さなど、これからのエネルギーについて学んだあと、キットを使ってLEDライトを作りました。

工作も配線などのある難しそうなキットながら、子ども主体で作ることができ、参加したお子さんたちの満足度も高かったようです。親子で真剣にお話しを聞いたり、工作したり、皆さん楽しみながら学んでいらっしゃいました。

2023年8月3日(木)

 

黄色いガス管のひみつ~ガス管で万華鏡作り~

 

「東京ガスネットワーク株式会社」による「黄色いガス管のひみつ~ガス管で万華鏡作り~」を開催しました。

8組16名の皆さんがご参加くださり、家庭、学校、まちでガスが使われているところや、ガスの原料の変遷(石炭→石油→天然ガス)、天然ガスが家に届けられるまで、ガスのリサイクルなど様々なことを学びました。お話だけでなく、都市ガスの臭いをシートを使って体験したり、ガスメーターの復帰の仕方を習ったり。そしてそのあとにガス管を使っての万華鏡づくり、と盛りだくさんの内容でした。

普段は目にすることのないガス管。それを作っての工作を楽しんでいただけたのはもちろんのこと、お子さんたちも含めてガスについて深く知ることができてよかったという感想が多く、学びの多い講座だったようです。

2023年8月5日(土)

 

プチプチで作る ぷちエコバッグ

 

5組10名の皆さんがご参加くださり、プチプチ(気泡緩衝材)を使ってエコバッグを作りました。工作だけでなく、プチプチの原材料や、いろいろな利用の仕方なども展示し、もう使わないと思うものでもまだ何かに使えないか、アップサイクルを考える大切さも学びました。

短い時間でしたが、その時間の中で、それぞれがデザインを考え、さまざまな素材を選んで、思い思いのバッグを作れたようです。親子で楽しい時間を過ごしながら、エコについて考えるきっかけにもしていただけたのではないかと思います。

2023年8月17日(木)

 

木と自然の話とミニ本棚作り

 

木の博物館 木力館」による「木と自然の話とミニ本棚作り」を開催しました。

10組19名の皆さんがご参加くださり、木や森林、自然の大切さなどを学んだあと、樹齢100年ほどの埼玉県産のヒノキの板を使って本棚を作りました。

釘にじかに触れて、感触を味わってほしいとのことで、指を打たないように注意しながら、素手で作業を行いました。釘をまっすぐに打つことは難しそうでしたが、木力館の職人さんが丁寧に見て回り、まがった釘は抜いて新たに打つなどして、子ども達の手で作ることができました。

普段、簡単にできそうで、なかなかできない木工。それを、プロの職人さんに教えてもらいながら経験でき、埼玉の木や森や自然についても知ることができて、充実した時間を過ごされたようです。夏休みの良い思い出になったのではないかと思います。

2023年9月23日(土・祝)

 

シーオそだて隊「秋の生きもの大調査」

 

ビオトープ「シーオ」の「生きもの調査」を行いました。シーオで生きものを探し、その名前を記録します。記録したデータは、スタッフが毎日やっている生きもの調査のデータと同じように、ビオトープのモニタリングデータとして使います。簡単そうに見えますが、シーオの「健康診断」のような、とても重要な作業です。

当日は9時まで雨が降っていたにもかかわらず、11組23名もの皆さんがご参加くださいました。

参加者・スタッフ関係なく、常にぎやかな声が飛び交う中、皆で調査し、チョウの仲間、バッタ・コオロギの仲間などを中心に、39種もの生きものを記録することができました。その中で6種の生きものは初確認、2種の生きものはシーオでの繁殖を初めて確認しました。楽しいのはもちろんのこと、貴重なデータを集めることができました。

9月6日(水)~9月28日(木)

 

エコで備える防災展2023 「いつもでもくる」

 

今年は関東大震災から100年という節目の年でもあり、より多くの方にご覧いただけるよう、クイズや、身の回りのもので作れるエコな防災グッズのご紹介など、例年よりも親しみやすい内容の展示を心がけました。

特に人気のあった展示は、

・バスタオルでつくる防災頭巾

・防災ポーチ

・防災トイレ

でしたが、どれも簡単で、身近なもので対応できるので、すぐにでもご活用いただけるのではないかと思います。

2023年10月8日(日)

 

シーオそだて隊「稲刈り」

 

ビオトープ「シーオ」の田んぼの稲刈りを行いました。

シーオの田んぼは「いきもの第一」。水の中にいる多くの生きもののため、水を抜かず、機械も使わずにイネを刈る、大仕事です。最初は初めて使う刃物(ノコギリ鎌)に戸惑っていた子どもたちも、時間が経つにつれ、自信に満ちた表情に。泥だらけになりながら、真剣に作業を進めました。

刈ったイネはヒモで縛って運び出し、一部を一部を林に設置した稲架掛け台(はさかけだい)に干しました。シーオの稲刈りは、「多くの生きものが集う田んぼ」を維持するための重要な環境保全作業でもあります。この先、田んぼでは、トンボたちが産卵したり、湿地が好きな鳥たちが来たりと、イネがある時とはまた違った生きものたちでにぎわいます。ぜひご注目ください。

2023年10月21日(土)

 

くらしに役立つ生きもの講座「ハチの対処法~大人編)」

 

ハチは危ないって本当?」「ハチ刺されは防げるの?」「刺された!その時、どうする?」など、盛りだくさんの内容で開催しました。アンケートでも、

・正しい対処方法を知ることができてよかった。

・なんとなく分かっていたような気になっていたことが、頭の中でキチンと整理できる内容でした。

など、大変うれしい感想をいただき、皆さん有意義に感じてくださったようです。この講座が、皆さんの「くらしに役立つ」ヒントになれば幸いです。

2023年11月12日(日)

 

桜エコ・フェスタ2023

 

環境や身近な自然を大切にしている市民団体や企業、障害者の働く施設など 29 団体が出展し、ワークショップなどの体験や、エコな商品の販売を行いました。

今年は4年ぶりの館内開催。寒くて、雨まじりのあいにくのお天気でしたが、約 1100 名の方がご来場くださり、久しぶりに館内が人でにぎわい、楽しみながらエコについて考える一日を過ごしてくださいました。

ごみ処理工程を見学できる「ごみのゆくえ探検隊!」、エコなワークショップ、環境に関する展示、新鮮野菜や食品・雑貨等の販売などなど盛りだくさんの内容でお楽しみいただけたのではないかと思います。

 

 

2023年12月7日(木)

 

桜・もったいない講座②「年末お片付け」

 

 

参加者同士で話し合う機会も設けながら、皆で年末のお片付けについて考えました。アンケートでは、

・いかに物が多く無駄が多かったかよくわかりました。早速実行しようと思います。とてもためになりました。ありがとうございました。

・過去→片付け から 片付け→未来(目標)に代わりました。ありがとうございます。

・手順が大切だなと思いました。

など、大変前向きな感想をいただきました。皆さん気持ちを新たに年末の片付けに取り組んでくださることと思います。

 

2023年12月10日(日)

 

シーオそだて隊「稲わらで正月飾り作り」

 

ビオトープ「シーオ」で育ったイネを使って、正月飾り作りをしました。

水で柔らかくなったイネの葉を、1本1本、丁寧に取り除いてきれいにし、ワラを束ね、木槌で叩いて、ワラ束をねじって、ひねって、しっかり結び、時に親子で協力し合いながら、あっという間に、素敵な正月飾りが完成しました!  アンケートでは、

・楽しかった!(小学生、他多数)

・正月飾りだけだと思っていたが、ビオトープやその成り立ちを知ることが出来て勉強になりました(30代)

 

・スタッフの方々の知識が豊富で楽しめました。稲を中心とした生物のピラミッド構造の説明がよかったです。(30代)

・Staff is passionate about nature, and talked about many interesting topics!(30代)

といった声をいただきました。

これをきっかけに、身のまわりの田んぼの様子や、そこに集まる生きものたちに、興味を持っていただけたらと思います。

2024年2月11日(日・祝)

 

3Rマーケット(持ち帰り)

 

13:30~16:00の開催でしたが、多くの方がご来場くださり、10名ずつの人数制限でご利用いただきました。

 

今回の「3Rマーケット」は12月と1月にさいたま市民の皆さんが持ち込んでくださった洋服や雑貨を中心に展示しました。次の方の手に渡って、不要になったものがまた活かされます。

皆さんに、リユース(繰り返し使う)を体験していただけるイベントです。

2024年2月18日(日)

 

さいたまの生きmono講座「このビオトープ、ザリガニいないって」

 

 

①アメリカザリガニって何?(アメリカザリガニの一般の認識と、具体的な生態系被害)

②ビオトープ「シーオ」のザリガニ対策

③ザリガニがいなかったからこそ豊かな自然が再生されつつあるビオトープ「シーオ」の9年間の変化

 

について、豊富な事例や画像と共にご紹介しました。

アンケートでは、

大変勉強になりました。秋ヶ瀬公園に活用できないか、考えたいと思います。(70代)

非常にわかりやすくて参考になりました。(60代)

なぜザリガニがダメなのかを細かく知れました。もっとたくさんの人が今回の講座を聞けたらなぁ、と思いました。(40代)

 

といった声を寄せて頂き、大変ご好評をいただきました。

2024年2月25日(日)

 

シーオそだて隊「真冬の生きものスペシャル調査」雨天プログラム

 

この日はビオトープ「シーオ」で生きもの調査の予定が、あいにくお天気だったため、雨天プログラムを実施しました。

「擬態/カモフラージュ」と「たべるーたべられる」というみんなで身近な自然を体験するゲームです。

アンケートでは、

・ゲームがたのしかった(小学生 他多数)

・雨天で調査ができなかったのは残念でしたが、中止にせず室内企画で子どもたちを楽しませていただき感謝です。(40代)

・子どもが擬態について体験で学べてよかった。(40代)

・見つからないようにするというのはすごくドキドキしたし、見つからなかった時はニヤニヤしてしまいました。家でもやってみたいです。(40代)

・大人も本気で楽しめるゲームで、学びもあり、あっという間の1時間30でした。(40代)

 

と、大好評でした。

2024年2月11日(日・祝)~2月28日(水)

 

さいたまの生きmono展

 

①わたしのそばにも。~さいたまの生きものたち~(写真募集)

②大公開! ビオトープ「シーオ」の歴代事件?

③さいたまの生きmono講座「このビオトープ、ザリガニいないって。」

④シーオそだて隊「真冬の生きものスペシャル調査」

という内容で開催しました。

募集した写真は、これから1年間桜環境センター1階のモニターで展示します。生きmono展終了後もぜひお楽しみください。展示品も講座も大変ご好評をいただくことができました。

2024年3月16日(土)~3月30日(土)

 

さくらエコまつり2024

 

2023年度に開催したイベントや講座のポスター、作成したゲームやクイズの展示。また当センターで活動している団体「一閑張り」「金継ぎ」「布ぞうり」「着物リメイク」「吊るしびな」の作品展示などを行いました。

「吊るしびな」などの和のアップサイクル作品は、特に大変ご好評をいただき、

・アップサイクルの作品展をはじめエコについての絵本など見どころがあり心和む空間でした。

・様々なサークルや会があることを知らなかったので、今回展示を見てこんなに素敵なものを作っている方達が身近にいると知れて楽しかったです。

など、たくさんの嬉しいご感想もいただきました。